購入後の大切なこと
自分に合ったコンタクトレンズを購入したら、正しい使い方を守り、健康で快適な視界を維持することが必要になってきます。
特に難しいことはなく、正しい知識に沿って基本をしっかりと守っておけば、クリアな視界で快適なコンタクトライフを続けることができますよ。
レンズケア
レンズのケアを怠ると視界や装用感が悪くなるだけでなく、場合によっては目の病気にかかったりすることがあります。
毎日使用するコンタクトレンズには、脂質、カルシウム、タンパク質など、さまざまな種類の汚れが付着してくるほか、水分を含むソフトコンタクトレンズには雑菌も付着してきます。
汚れを落とすために「洗浄」、雑菌対策のためには「消毒」が必要で、この二つがレンズケアの基本です。 |
◆使い捨てレンズのお手入れ方法
中でも、1日タイプは毎日新しいレンズを装用する為、お手入れは不要です。ウィークリータイプであれば、専用の保存液かこすり洗い保存するだけなので、昔のソフトコンタクトレンズのように、煮沸消毒は必要ありません。
◆ソフトコンタクトレンズのお手入れ方法は、以下の2つに分けられます。水道水は使えません。
煮沸消毒・・・ レンズを洗浄した後に、煮沸器を使って煮沸消毒。
コールド消毒・・・ 専用の消毒液・保存液を使用し、こすり洗い保存、または浸け置き。
以前は煮沸消毒など面倒なケアが必要でしたが、最近は1本で洗浄からすすぎ・消毒、さらにはタンパク除去まで可能なケア用品の登場によって、毎日のケアが格段に簡単なものになりました。
また、レンズが使用できなくなる可能性や、目に障害を起こす恐れがありますので、ハードコンタクトレンズ用のケア商品は使用しないでください。
◆ハードコンタクトレンズのお手入れ方法は、以下の2つに分けられます。
こすり洗浄・・・ レンズをクリーナーでこすり洗いし、水道水で洗浄。
浸け置き洗浄・・・ 液体酸素洗浄剤に浸け置きすることで洗浄。
基本的にハードコンタクトレンズは、水道水ですすぎ洗いを行います。
レンズ交換
毎日きちんとケアをしていても、交換期限を過ぎたレンズを装用していると落としきれない汚れがレンズに蓄積し、装用感が悪くなってきたり、変性した汚れが原因となってアレルギーを引き起こしたりすることがあります。また、雑菌の繁殖によって感染症など重い目の障害につながるケースや、レンズの劣化によって思わぬトラブルを招く場合もあります。こうしたトラブルを未然に防ぐためにも、コンタクトレンズは、定められた交換期限に従って交換しましょう。
1日使い捨てタイプなら毎日、1週間連続装用タイプの場合は、1週間(7日間)ごとに新しいレンズと交換します。使用済みのレンズをケアして再使用したりすることはできません。
2週間交換タイプの場合は、2週間(14日間)ごとに新しいレンズに交換します。(実際の使用日数の合計が2週間ではなく、ブリスターパックを開封してレンズを取り出してからの経過日数が2週間です)
定期検査
安全で快適なコンタクトレンズ装用を続けるためには、定期的に眼科医による検査を受け、目に異常がないことを確認することが必要になってきます。
特に自覚症状もなく、毎日快適にレンズを使用しているようでも、気付かないうちにレンズが自分の目に合わなくなっていたり、目に障害が起きている場合があります。特に年齢の若い方は、短期間のうちに度が進むこともあり、前回の検査の半年後には、レンズの度数が合わなくなってしまっているケースだってあるのです。 (度の進み方には個人差があるため全ての人にあてはまるということではありません)
そのような状態のまま、度の合っていないレンズを使っていると頭痛や肩こりが起こることもあります。自分に最適なレンズを使用して目の健康を保つためにも、眼科医による定期検査を必ず受けることが大切です。
使い捨てタイプのレンズなら、次回のレンズの購入時に検査を受けるようにするのが良いでしょう。例えば2ウィークタイプの使い捨てレンズの場合、一箱で約3ヵ月使えるので次に購入する際に検査を受ければ、特に検査時期を意識しなくても定期的な検査を受けることができます。
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最終更新日:2018/3/2
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