コンタクトレンズは、メガネのようにフレームで固定しないので、そのぶん視野が広くなります。両眼の水平視野は、
メガネ…120°
コンタクトレンズ…180°
コンタクトレンズの寿命は、装用者の体質や眼の状態・取扱い方法によってまちまちですが、一般的には、酸素透過性ハードコンタクトレンズは1.5年~3年、ソフトコンタクトレンズでは1年~2年といわれています
コンタクトレンズは眼に直接のせて使用するもので、適切なコンタクトレンズは眼科医の処方によって決められます。コンタクトレンズやケア用品の取扱方法を誤ると、眼をいためてしまうこともありますので、正しい取扱い方法を守り、定期検査や眼の異常を感じたら必ず、眼科医に相談しましょう。
コンタクトレンズならいつでも素顔でいられます。
また、スポーツなどで動いてもフレームが邪魔になることもなく快適です。
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メガネの場合、雨の日に濡れたり湯気でくもったりすることがありますが、コンタクトレンズなら、眼の中の涙で常に濡れているので、このような時でもくもりません。
メガネの場合、眼とレンズの間に12mmの距離があるため、近視用のレンズなら実際の大きさより小さく見え、遠視用のレンズなら実際の大きさよりも大きく見えます。コンタクトレンズなら眼に密着しているので、物が大きく見えたり小さく見えたりすることはほとんどなく自然な見え方になります。更にメガネの場合は視線の移動によってはレンズの周辺部で物を見てしまう為、物が歪んで見える事がありますが、コンタクトレンズなら視線とレンズが同時に移動するため物が歪んで見える事がなく常に快適な見え方になります。
コンタクトレンズに用いられる材質固有の酸素透過性を示す値です。Dは材質中でガス(酸素)がどれだけ移動したかを示す拡散係数です。kは外から材質中へどれだけガス(酸素)が入りやすいかを示す溶解係数です。この2つを合わせて測定します。この値が大きいほど酸素が透過しやすいことになります。ハードコンタクトレンズは素材自体の酸素透過性を高めていますが、ソフトコンタクトレンズでは、
①水分の含有率を高める
②中心の厚みを薄くする
ことにより、酸素透過性を高めます。 |